一人一ミッション

  

改革をお手伝いしていると私自身が学ぶことばかりです。

 

風土改革の支援をさせていただいている企業が「ミッションを重視する経営」にハンドを切りました。

 

以前は、年度毎に方針と課題を決め、その課題に合わせて活動していました。

 

しかし、それでは経営環境が刻々と変化することに対応できません。

 

変化に合わせて現場が考えて対応していくことが求められます。

 

合わせて、ミッションを基に現場が考えて対応していくことで、受け身ではなく主体的に取組む、それが社員の働きがいに繋がると考えています。

 

同時に考える力を取り戻すことに繋がります。

 

今、社内では考える力を失っている、コミュニケーション不全が起きていると言われています。

 

その理由もいくつかあると思いますが、私が風土改革の現場で感じることは、スピードや目先の効率を求めるあまり、考えさせないようにしているように見えます。

 

ひたすら「さばく、こなす」的な仕事を求めているように見えるのです。

 

ミッションは掲げただけでは意味がありません。組織に浸透させることが大事です。

 

この企業では、企業としてのミッションだけでなく、部門長のミッション、部長のミッション、課長のミッション、主任のミッション、を、それぞれミッションを持って経営することに取り組んでいます。

 

お客様が求めていることは何か、自分たちの存在理由は何か、自分たちの強みは何か、

 

そこから自分たちのミッションを考えます。

 

組織の隅々まで浸透させる、つまり、「ミッションをよりどころにして仕事をする」までには時間がかかります。

 

この企業でも如何に浸透させるか、試行錯誤しています。

 

この企業の取組みを支援して思うことは、1人ひとりがミッションを持つことで困難なことが起きた時に簡単に諦めない、ミッションを旗印に協力し合う、仕事に使命感を持つことで積極的に相手に関わっていく、関係性を築いていく、つまり、コミュニケーションが活性化するということです。

 

私は1人ひとりが自分のミッション(存在理由)を持つことで生き方、働き方が変わると思います。

 

以前、一人一ブランドという話を聞いたことがあります。

 

「一人一ミッション」。

 

多くの人がミッションを持つことで社会が変わるように思います。

 

大げさですが。